あみじゃかん/DEARBROS.

MCのDOGMA(SATTELITEのDOGMAとは別人)とトラックメイカーのe.tによる二人組のグループ、あみじゃかんの1stアルバム。2005年リリース。e.t(ドラマーとしても活動していたらしい)が作り出す少し荒々しさが残るトラックとある種の衝動を感じさせるようなラップは聴いた者に疲労感を覚えさせるが裏を返せばその分釘付けにされていたということでもある。表題曲のDearbros.は暗澹とした日本社会を主に内面から映し出した名曲であり、2005年の作品ながら2022年の今聴いても通ずるものは少なからずあるので、是非とも聴いてみてほしい。

DEARBROS.

• あみじゃかん
• ヒップホップ／ラップ
• ¥1833
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SKYFISH/RAW PRICE MUSIC

トラックメイカーSKYFISHの1stアルバム。2009年リリース。鎮座DOPENESSが楽しそうにラップしてる姿が目に浮かぶような「CHO YABEEE」、RUMIのラップが鋭く光る「JUDGEMENT」は是非とも聴いてほしい。特に「JUDGEMENT」は覚醒したRUMIのラップとビートとの相性が抜群で、リピート必至の名曲に仕上がっている。

Raw Price Music

• SKYFISH
• ヒップホップ／ラップ
• ¥1528
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V.A/FUNKY FUNKY FIESTA

ダースレイダー主催のイベント、FUNKY FIESTAのコンセプトアルバム。2004年リリース。アルファのTSUBOIと369のユニット、ジサツの唯一(？)の音源とかNOTABLE MC'S(真田人とのコラボ)の音源が収録されていてなにかと貴重。SPRITUAL JUICEとトリカブト、DA VOLCANOSとORIGINAL SOUL CREWなどヘッズよだれもののコラボも。そしてなんといっても目玉はGOUKI、MC JOE、KASHI DA HANDSOMEの「My Philosophy」。この3人が同じ曲でバースを蹴っているというだけで価値があるし、曲自体もめちゃくちゃ良い。その他にもDJ OSHOWとSMRYTRPSのコラボ曲「サマーフェスタ2050!!!」など聴きどころ盛り沢山。

JAB/Standard Process

高槻posseのメンバーであるJABの1stアルバム。2010年リリース。聞き取りやすいんだけどもクセになるラップと人間味の溢れたリリックが気持ちよく駆け抜けていく良作。上野さんがコメントに寄せていた「JABに会った事なくても、このアルバム聞けば目の前にイイ面した奴が出てくる」という表現がピッタリ。

STANDARD PROCESS